こんばんは。佐久間です。
みなさんは「さけるチーズ」を食べたことはありますか?
「さけるチーズ」は文字通り手で割いて食べるのが特徴的なチーズで、美味しいだけでなく割くという行為を楽しむことが出来ます。
そんな「さけるチーズ」を手で割いて食べている時に、ふと私はこんなことを思いました。
それは、
「『さけるチーズ』を割く行為ってなんか処刑に似てる」という点です。
チーズに何気なく行っていた「割く」という行為ですが、これを仮に人体に置き換えた場合そういう処刑のようになるということに気付きます。
また同様に、以前から「切る」や「煮る」といった調理工程を「拷問っぽい」と思っていた節がある為より一層「さけるチーズ」に対してそのような意識を抱いてしまいました。
そこで私は「本来人体に行われてきた様々な処刑を『さけるチーズ』に適用すると面白いのではないか」と考えました。
ということで今回は「『さけるチーズ』を様々な方法で処刑してみた」という内容でお送りしたいと思います。
ということで、早速やっていきましょう!!!
※さけるチーズに触れる器具は全て調理用のものを使用しています
車輪刑(車裂きの刑)
車輪刑(車裂きの刑)は対象者を車輪に括りつけて刑を行う方法で、骨組みに腕や脚を縛り付けることで身動きが取れない状態にされます。
今回はDAISOで見つけた「ステンレス蒸し器」を車輪に見立てて、「さけるチーズ」を「ハムなどを縛る用の紐」で括りつけてみました。
この処刑では執行人によって順番に脚や腕などを叩き折られて、拷問を目的としていた場合は対象者が情報を吐くまで痛めつけられたとされています。
本来は骨を叩き折るのが主流なのですが、さけるチーズには骨がないため代わりにこちらのピーラーで痛めつけてみました。
さけるチーズ「絶対に仲間の隠れ家は喋らないぞ!!!!!」
処刑人「ククク……いつまでそんな強がりを言っていられるかな?」
ザガッッッッッッ
さけるチーズ「うわああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
さけるチーズ「東京ドーム地下6階にある『地下闘技場』です!!!仲間はそこに居ます!!!!!」
処刑人「ククク……正直でよろしい……」
あまりにも痛々しい画に思わずそんなセリフを空耳してしまいます。
処刑の場合は決められた時間になると頭部か心臓にとどめを刺すか、瀕死の状態で高い柱の上に何日もさらされて絶命することもあったそうです。
八つ裂き刑
八つ裂き刑は処刑の一種で、対象者の四肢を4頭の牛や馬などに結び付け、それらを四方に走らせることで肉体を八つ裂きにする方法です。
牛や馬を4頭用意しなければならない点や実行に必要な人数が多く非常に手間がかかる刑であり、特に重罪を犯したものに適用されていたと言われています。
「さけるチーズ」には手足が無かったため、あらかじめ両端を少し割いてそこに紐を結んでみました。
対象者の四肢はあらかじめ刃物で切れ込みを入れて八つ裂きにしやすくされていることもあったそうですが、「さけるチーズ」は下処理なしでもキレイに割けました。
最初から予想は出来たのですが、八つ裂きというよりは「真っ二つ」という感じの結果になりました。
人間をこの方法で処刑したとき、一度で四肢が上手くもげなかった場合は何度かやり直しが行われたケースも存在するそうです。
猛獣刑
猛獣刑は主に古代ローマで行われた処刑で、対象者を豹やライオンなどの猛獣と戦わせることで死に至らしめます。
処刑はコロッセオでの剣闘士たちの試合の合間に行われることもあったそうです。
処刑の対象者たちが会場へ送り込まれた後に、檻が開かれて空腹の猛獣が放たれます。
本当は本物の猛獣に「さけるチーズ」を襲わせたかったのですが、用意が出来なかったので今回は「カバのフィギュア」で代用してみました。
獣の獰猛な牙が「さけるチーズ」に襲い掛かります。
1トンをも超える巨体を前にして、「さけるチーズ」はもはや成す術もありません。
処刑の対象者は柱に括り付けられていたり両手を縛られていたりして、殆ど抵抗できずに絶命することが多かったそうです。
火あぶりの刑
火あぶりの刑は世界中で行われた処刑で、魔女狩りなどでも多く使用された手法として知られています。
柱に括り付けられた対象者の足元にある薪に火がつけられて、やがて大きくなった炎が対象者を包み込むように激しく燃え盛ります。
この時「さけるチーズ」を固定する道具にはジャガイモを潰す調理器具「マッシャー」を使用しました。
マッシャーもある意味では「ジャガイモの拷問器具」なのかもしれませんね。
チーズを火あぶりにするのでドロドロに溶けてロウソクに垂れてしまうのではないかと考えたのですが、なぜか「さけるチーズ」は表面が焦げるだけで済んでいました。
「さけるチーズ」の表面は意外と溶けないことが分かり、この処刑の終わる頃には辺りにチーズの焦げたいい匂いだけが漂っていました。
釜茹での刑
釜茹での刑は対象者を巨大な釜で茹であげる刑で、沸騰した釜に入れる場合と釜に入れてから火をたく場合の両方のパターンが存在したそうです。
釜の中身は水だけでなく、油を混ぜたものや溶かした鉛を使用することもあったと言われています。
グツグツと煮え立った湯の中に「さけるチーズ」を容赦なく落としていきます。
かれこれ20分くらい茹でてみたのですが、全く溶け出す気配を見せずにひたすらお湯の中でじっと佇んでいます。
試しに切れ込みをいくつか入れて再度お湯に戻したところ、すぐに形が崩れてドロドロの姿に変化していきました。
今回は「さけるチーズ」を計30分ほど茹でてみたのですが、実際に過去に行われた処刑では絶命までに120分釜茹でを実施したケースも存在するそうです。
ギロチン刑
ギロチン刑は、刃の高度と重量を利用して対象者の首を効率よく刎ねることに特化した「ギロチン」を用いる処刑方法となります。
今回はどうしても高度と重量が足りなかったため手動で刃を落として首を刎ねていきます。
それまでの「剣で首を刎ねる方法」では一撃で首を切断できないことも多かったそうですが、ギロチンが発明されたことでより処刑の確実性が上がったと言われています。
ギロチンによる容赦の無い一撃によって、「さけるチーズ」は無慈悲にも首を刎ねられてしまいます。
刃が一番下まで落ちたことで手に伝わる衝撃が、「さけるチーズ」の絶命をより一層実感させました。
ちなみに、「さけるチーズ」の長さ的には頑張ればあと4回くらいギロチンに掛けられそうな感じがしました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「さけるチーズ」を様々な方法で処刑してみたことによって、今回私はいくつかの発見や気付きを得ることができました。
(割いてないときの「さけるチーズ」が意外と熱に強い 等)
今回の記事を通して、みなさんが「さけるチーズ」と処刑について興味を持てたら幸いに思います。
それでは、さようなら。
おしまい